真言宗とは
仏教の宗派の一つで、密教の一派に分類されます。
真言宗は、特に金剛宗（こんごうしゅう）や智山派（ちざんは）などの流派に分かれていますが、
一般的に真言宗といえば、金剛宗を指すことが多いです。
この宗派は9世紀に中国から帰国し、密教の教えを広めた空海により日本に伝えられました。
空海は現在でも真言宗の祖とされています。信仰の中心は、特定の仏号や呪文、密教の儀式などによって成される「真言」の修行にあり、真言は仏教の教えや力を具現化し、信者を救済するとされています。
高野山との関わり
和歌山県にある
真言宗の総本山
和歌山県の東部に位置し、標高は八百メートルほどの高野山。
空海（弘法大師）によって9世紀初頭に開かれ、真言宗の総本山となりました。現代を生きる私たちが生まれる前から、僧侶の修行と学問の場所として存在していた高野山は、現在でも、訪れる人々に癒しと静寂を提供しています。
高野山と
森下商店総本舗
高野山の湧き水で
作るごまとうふ
森下商店総本舗は、
昭和の二十五年に高野山で豆腐屋として始まりました。
現在では、高野山の湧き水を使用して作る
「生ごまとうふ」が、おかげさまで、地元の方はもちろん、観光で訪れる方に親しまれており、
空海が精進料理として「ごまとうふ」を日本に伝えてから、現在でも滋養の付く低カロリーでヘルシーな健康食として注目され続けています。
高野山の観光地
森下商店総本舗の近くにある、
高野山の観光地を紹介しております。
ぜひ、観光に訪れた際は、当店の生ごまとうふをご賞味ください。
高野山 大門
〒648-0211
和歌山県伊都郡高野町高野山
高野山の総門である、「大門」は高さが25.8m5間重層の大楼門。
両脚には、4.8mの金剛力士像が大門と同じく力強い迫力で訪れる人を迎え入れてくれます。
大門からは、晴れた日には山並みの向こうに紀淡海峡や、淡路島などが眺望できるため人気の観光スポットです。
金剛峯寺
〒648-0211
和歌山県伊都郡高野町高野山132
高野山真言宗の総本山で、正式には高野山金剛峯寺（こうやさんこんごうぶじ）という名前の寺院です。京都の東寺と共に、真言宗の祖である空海（弘法大師）が修禅として開創し、真言宗の聖地として現在でも多くの修行僧がこの場所で修行を積み、多くの参詣者も訪れ禅に触れています。
この他にも、蛇腹道や中門から参詣できる壇上伽藍（だんじょうがらん）があり、その境内には一般公開されている金堂や根本大塔、特別公開されることのある西塔も見ものです。
和歌山県の高野山は寺院が多く、歴史が深い街です。ぜひ参詣をしに訪れ、その帰路で、空海や真言宗の修行僧に親しまれた、ごまとうふをお召し上がりいただければ幸いです。
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