昭和25年から令和まで
豆腐屋として歴史を積み重ねてきた森下商店総本舗

歴史

“シンプルさ”の追及を

当店は、昭和25年に高野山で豆腐屋として創業し、昭和56年に法人として設立されました。
そこから、現在まで昔ながらの“素材を活かす製造方法”を大切に守りながら、ごまとうふの製造・販売を行っています。
地元民や、高野山に観光で訪れる人々に愛され続けるごまとうふを、ぜひご賞味ください。

製造工程

仕入れ

仕入れ

森下商店総本舗で使用している天然白胡麻は、日本では“胡麻の最高品質”と謳われているグァテマラ産のもの。
安心してお召し上がりいただけるように、品質や衛生面にはしっかりと気を配って仕入れを行っています。

白胡麻の皮むき

白胡麻の皮むき

通常仕入れたばかりの胡麻には、厚く硬い外皮が実の周りを覆っているため、皮むき機を使用して カス(外皮)と胡麻の実に分けていきます。
森下商店総本舗のごまとうふの特徴ともいえる滑らかな舌触りを左右する工程です。

水洗い・付け置き

水洗い・付け置き

外皮をむいた白胡麻の実を水洗いし、
胡麻を膨らませ柔らかくするために1日水に付け置きます。

白胡麻の汁作り

白胡麻の汁作り

すり器を使用して柔らかく膨らんだ白胡麻をすりつぶしてから綿で絞り、ごまの汁を作ります。

混ぜ炊き

混ぜ炊き

白胡麻の汁を釜に入れ、加熱しながら吉野葛を加えていきます。
粘りが出るまで加熱しながら混ぜ炊きます。

生ごまとうふの完成

生ごまとうふの完成

混ぜ炊いたものを容器に移し、不純物が混ざっていない高野山の上流の水を使用した令水で冷やし、皆さまへ提供させていただきます。
森下商店総本舗のごまとうふは“生”ものですので、作り置きはしておりません。
そのため、ご提供時は常に鮮度が高いものをお召し上がりいただけます。

とぅるん・とろんで
胡麻を味わう精進料理

「白胡麻」と「吉野葛」のみで作られる森下商店総本舗のごまとうふ。
胡麻の外皮をむき、舌触りに支障ない状態になるまで胡麻をすりつぶし、綿で絞って胡麻の汁を作るという手間暇をかけた工程は、今も昔も変わらず、“修行の一環”として修行僧も行っていたとされています。
栄養豊富なごまとうふは空海(弘法大師)が遣唐使として訪れていた中国から持ち帰ってきたもので、
厳しい修行の中で食べる精進料理として日本で生まれたとされています。
これまでごまとうふに苦手意識を感じていた方でさえ、虜にする森下商店総本舗のごまとうふは、濁りのない白さと、舌に吸い付くような滑らかさが特徴的です。

最高品質と謳われる
天然白胡麻

白胡麻

香ばしさの中に感じる
甘みに舌鼓

最高品質と謳われているグァテマラ産の天然白胡麻。
この白胡麻を使用した当店のごまとうふは、コク深く、香ばしい中にある甘みを感じる味わいが特徴的です。
また、シンプルな素材で作られたごまとうふのため、胡麻が持つビタミンB1、B2や、ビタミンE、ナイアシンなどの栄養素が、お召し上がりいただいた方の健康にも貢献いたします。

包み込むような
まろやかさを感じる
高野山の水

高野山の水が
ごまとうふの味わいを引き立てる

森下商店総本舗では、高野山で湧き出た水を使用しています。まろやかな柔らかさが特徴的で金・銀・銅の種類に分けられる高野山のお水は、
それぞれに浄化・解毒と意味があり、銅水は金・銀のふたつを結びつけたものと言われています。
この中でも、銅水を使用してごまとうふを冷やすことで、ごまとうふ自体の風味を引き立ててくれます。

繊細でなめらかな
無添加の自然食品、吉野葛

吉野葛

滋養分に富む吉野葛が
滑らかな舌触りを生み出す

奈良県の吉野地方の自然に育まれた葛根のでんぷんにサツマイモを混ぜ作られた吉野葛。
粒子が細かく、滑らかな吉野葛だからこそ、天然白胡麻の味わいを邪魔することなく引き立ててくれます。
また、葛自体がマメ科のためイソフラボンを含んでおり、骨粗鬆症や更年期などの不調にも働きかける食材です。

ごまとうふに秘められた
可能性とは

厳しい修行の中で
重宝されるそのわけ

ごまとうふは、胡麻と吉野葛というシンプルな原材料で作られていることが特徴ですが、そのどちらも高い栄養分が含まれており、骨粗鬆症や更年期による不調、さらに美肌やエイジングケアなど健康と美容面への効果が期待できます。
さらにどちらも必須栄養素であるタンパク質の食べ物のため、昔の修行僧たちのスタミナ源となったのではないでしょうか?

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